ふと…おしゃべりしたいとき…ココへきます♪
2015
ここしばらくの更新が、
阪神大震災や、東日本大震災の記事ばかりになってますが・・
特に災害関連の記事ばかりのブログにしようと思ってる訳ではありません。
この一年の間にも、書きたい事、訴えたい事は山の様にありましたが、
ブログを書く時間が、上手く作れなかっただけです。
明日も忙しく、正直今回もブログを書く時間がないのですが・・
これだけは・・やっぱり書き残したい・・
どこの・・誰に届くわけでも無くても、
自分ひとりに言い聞かせるだけでもいい・・
その程度の大義でも、時間は作ろうと思えば作れるものだ。
東日本大震災から、4年が経ちました。
4年と言う月日が経過しても、
メディアがこの日の事を取り上げてくれるのが、
ありがたい限りです。
私が思い違いをしてるだけかもしれませんが、
阪神大震災の時は、
いつまでも震災について語ってるのは関西人だけで、
全国区の番組や、近畿地方以外の人の間などでは、
比較的早くに風化が見られた様な気がしましたが、
その後・・各地の多くの災害を経て、
『風化させてはいけない』という大義の元、
最近になって、阪神大震災も風化されなくなってきた感があるのですが・・
私ひとりがそんな風に思い込んでいただけでしょうか・・?
何が言いたいのかと申しますと、
そこで起こった凄惨な災害の記憶を風化させるのは、
災害に遭った当事者達ではなく、
その話をメディアなどから人伝に知った人達が、
過去の話として、まるで絵空事であったかの様に、
自然と忘れて行く・・
そういった現象なのだと思うのです。
それもまた、自然の流れなのでしょうが・・
それに逆らって、何度でも思い出し、その都度涙し、
あの日、どれほどの苦しみと悲しみと悔しさに、
心を痛め続けていたのか・・
そして今現在は、月日の経過と共に訪れるであろう、
また別の辛さと寂しさに心を苛まれているのか・・
どんな小さな事でもいい・・
もし知る事が出来たら、心に刻みつけて行こうと思っています。
震災のモニュメントをバックに、写真を撮っている人について、
苦言をされていた方がいらっしゃいました。
震災を忘れない為のモニュメントなんだから、
それだけを撮ればいいのに、どうして自分を入れるんでしょうね。
その行為は、震災を軽々しく受け止めている様に思えてしまいますよね。
それを聞いて、もっと酷い話を思い出してしまいました。
まだ震災直後の阪神大震災の話です。
ボランティアなどではなく、壊れた神戸を見に来ただけの人だったのでしょうか・・
倒壊した建物をバックにピースサインで写真を撮っていた人がいたそうです。
その倒壊した建物の下には、逃げ遅れた方の遺体があるかもしれない・・
そんな場所で写真を撮るなんて・・そんな話を聞いた事を思い出しました。
被災地のモニュメントを写真に撮りたい時は、
そこで起こった凄惨な記憶まで、その写真の中に封じ込めるべきだと思います。
震災モニュメントを残したくない被災者の方だってたくさんいるのに・・
何の為のモニュメントなのか・・
震災を知らない人、忘れたくない人の為のモニュメントなのに・・
あまり軽々しく触れないで欲しいと思いました。
まだ小さな赤ちゃんを失ったお母さんの話を聞きました。
生まれてから一度も、誕生日を祝ってあげた事がなかったそうです・・・
赤ちゃんは、津波に巻き込まれたまま、今も行方不明・・・
その後、ふたりめのお子さんが生まれて、
その子はすくすくと大きくなっています。
不幸のどん底にいたお父さんとお母さんにとっては、
希望の光の様な新しい生命・・
だけど、その子が大きくなるにつれて、
亡くなってしまった子にしてあげられなかった事が、
次々と出てくるのだそうです。
そうしたら、年月の経過とともに、悲しみを忘れるどころか、
また辛くなってしまうという、苦しみがあるのだそうです。
ふたりめのお子さんの写真はどんどん増えていくのに、
ひとりめのお子さんの写真は増えないまま・・・
そんな真綿で締め付けられるかの様な、辛い苦しみもあるのかと、
今回初めて知りました・・・。
震災から半年たった頃から、
亡くなられた方の霊が見えるとか、
海に近付くと肩が重くなるとか、
霊現象の様な症状を訴える方が出てきたと知りました。
私は霊については肯定的な方なので、単純にこの話を聞けば、
亡くなられた方が、いきなり命を奪われた無念を訴えたくて出てこられたんだな・・
・・と思ってしまいがちですが、
その話の根底には、亡くなられた方の無念というよりは、
亡くされた大切な方への想いが強すぎて・・
そしてそれが、あまりにも辛すぎて・・
そういった生き残った方々の、耐え難い心の苦しみが、
亡くなられた方の姿が見える現象となっている様な気がしてしまいました。
震災で大切な人を亡くされた方の想いがいかほどであるか・・
それが見えた様な気がしました・・・。
せっかく生き残れたのに・・生き続けて行く事が辛い・・・
・・と思われてる方の話を知りました。
自殺者が急増してる事・・・
特に、福島県の自殺者が多い事も知りました・・・
ああ・・・・きっとその人達は・・・
毎日、毎日が辛くて・・・
筆舌に尽くしがたい苦しみに囚われたままなんだろうなぁ・・・・
そんな辛さを抱えている人達を、
弱いなんて思ってない・・!!
甘えてるなんて思ってない・・!!
逃げてるんだなんて、少しも思ってないです・・!!!
だって私は、その苦しみがいかなるものかなんて、
想像すら出来ないんだから・・・・・・・
被災地で、強く生きてる人が偉いんだとか、
弱く自殺してしまった人が駄目なんだとか、
自分にはそんな事を判定する権利すらないです。
災害に遭った事も無いし、
理不尽に大切な人の命を奪われたりした事もない、
自分の住んでる家や、仕事場を、ある日突然失ったりした事もない・・
文字通り何もかも失くした事なんかない私には、
本当の意味で理解する事は、不可能の様に思えます・・・。
『生きていたら、きっといつかいい事があるから・・』
そんな言葉が、かなり安っぽく聞こえてしまう気がする・・
だけど、どうか生きて・・
いつか『生きててよかった』と思える日まで生きて・・
ほんの少しでも、微笑んだりできるまで、
生きててほしいなぁ・・・って思います。
誰の為でもない、その人本人の為に、
今を逃せば、もう二度とこの世界に現れる事のない、
大切な大切な命を、
どうか、少しでも長く大事にしてほしい・・・・・
震災は町だけじゃなく、
本当にいろんなものを破壊していくんだなぁ・・・
それを考えると本当に辛いです・・・
阪神大震災の被災者の方が、東日本大震災の被災者の気持ちを、
私達よりずっとずっとわかっていらっしゃるのを感じる事があります。
こんな言い方すると変だけど、
それが少し羨ましかったりするんですよね・・。
だけどそんな風になるには、
どれほどたくさんの人の命を喪って・・・
どれほどたくさんのものを失って・・・
数えきれないほどの悲しみを乗り越えて・・・
そこにはたくさんの怒りや悔しさもあって・・・
心がズタズタになるまで苦しんでから、
そこから必死で這い上がって、這いつくばらん勢いで生きてきた・・
それほどの思いをかかえ、乗り越えてきた人だけが、
被災して苦しんでいる人の気持ちが解る様になるんじゃないかって・・
そんな気がします。
一度は満身創痍になっても、強く生きのびてきた人って、
何だか光って見える気がします。
今も大きな傷が残ってるんです。それがカッコいいとかじゃありません。
ただ生きてるだけで・・人の生命力の強さを感じるんです。
ただ生きていらっしゃるだけで、同じ日本人として誇らしいです。
震災後、やっとの事で4年・・・
まだまだ見通しの悪い復興に、
絶望されてしまう事もあるかもしれませんが、
そこで立ち止まってしまってはゼロだけど、
ほんの少しでも動けば、それはゼロではない。
これから先もまだまだ長いんだろうけど・・
この先の未来を憂える事なく、生きていてほしいです・・!!
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