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ふと…おしゃべりしたいとき…ココへきます♪

2016

0311

3月11日が近付くと、
まるで思い出したかのように、
震災関連の番組が、各局で始まります。
どの番組も、大切な事を思い出させてくれて、
または、今まで知り得なかった情報を教えてくれるものばかりです。
特に震災当日の番組は、どれを見るべきか迷います。
なんだかんだ言いながら、毎年、NHKを選ぶんですけどね。

NHKでは、『あの日わたしは ~証言記録 東日本大震災~』を、
いつでも放送してくれているので、
この震災を忘れることなく、被災者の思いを感じ続ける事が出来て、
とてもありがたいです。

『いつか来る日のために~ 心の復興をめざして ~』を見たんですが、
心の復興について取り上げられてました。
その中で、ある4人の方のお話を取り上げさせていただきます。

おばあちゃんの手をひいて逃げていた女性の話。
波に足を取られて転倒してしまい、
おばあちゃんの手を放してしまった・・・
女性は何とか木につかまって助かったそうなのですが、
おばあちゃんは遺体で発見・・・
もっとしっかりつかんでいれば・・と自分を責める女性・・・
自分も一緒に死ねばよかったと思い悩んだ事もあったそうです・・・・・・。
だけど、スマトラ沖地震のあった、インドネシアに行かれた折、
津波の被害当時の遺構が、今でも大切に残されているのを知って、
辛くないのか問いかけてみたところ、
逆に・・
『将来同じ思いをした人が、辛い思いをするのは、あなたは辛くないんですか?』
・・と訊き返されてしまい・・
長い間苦しみ続けていた、辛くて苦しい気持ちを、
やっとの思いで、断ち切る事が出来るようになられたそうです。
手をつないで一緒に逃げていた筈の家族の命を守れなかった話は、
この方だけではありませんよね・・・
こんな残酷な事が、一体何例あった事かと推察するのもためらわれます・・・。
あなたのせいじゃない・・・そんな簡単な言葉で片付けられるものでもない・・・
だけど、生かされた命を大切に・・
これからを生きる人に、同じ思いをさせないようにする事・・
インドネシアの人が教えてくれた事は、
未来をよくする事なんだな・・って思えました。

3人もの子供たちを抱えて助けようとした男性の話。
(親子ではなく、偶然見つけた子供たちを助けたという話)
その男性は、子供たちを助けるだけでいっぱいいっぱいだった・・・
だんだん手の感覚もなくなっていき、深く息を吸い込む事すらできなくなっていった。
そんなギリギリの状況の中、女性の声で、
『助けてください。動けないんです』・・と、助けを求める声が・・・
どうする事も出来ず、断腸の思いで、『ごめんなさい!』
そう言うだけで精一杯だった・・・。
後日、その女性は遺体となって発見された・・・・・・
周りの人は、3人の子供を助けた事を、よく言ってくれたそうですが、
その男性は、苦しい胸の内を涙ながらに訴えます・・
『何人助けたって、1人殺したら同じことなんじゃないかって』
その辛さから、亡くなった女性の家の近くを通れずにいたそうなのですが、
ある日、その女性の家族の方に、
助けられなかった事を、謝罪にいかれたそうです。
するとその女性の旦那さんは、怒るどころか、
妻の最期の話が聞けて、本当によかった・・・と、お礼を言ってくれたそうです。
優しいから・・助けてあげられなかった事で、苦しんでしまう・・・
優しいから・・妻の最期を知っている人の存在が、ありがたく思える・・・
どちらの方も、優しい思いやりの心で出来ているんだ・・・と、思えました。

市の防災を担当している職員のお話。
その方は防災のスペシャリストで、
過去のデータを検証し尽して、練りに練って防災マップを作られたそうです。
予想された津波は8メートル・・
でも実際には、13メートル以上・・と、想定を超える津波がきてしまいました。
そして・・防災マップに記された避難所に非難された方、60人が、
犠牲になってしまいました。
示していた数字が、逆に作用してしまったのでは・・
8メートル以上は来ないんじゃないかと、思わせてしまった・・
その事が、防災マップを作製した職員さんを苦しめているそうです・・・・・。
災害には上限がない
安全マップは無い
残念ながら、大自然の猛威に対して、私たち人間は、
こういう判断を下すしかない様です・・・。
未曽有の災害がもたらした傷跡は、目に見えるものだけではないんだと、
痛感させられました・・・。

病院の看護婦長の話。
病院に津波が襲ってきた。
今すぐ1階の患者さんを2階に連れて行かなくてはいけない。
既に病院内に水が入ってきて、20人ほどの患者さんが、
水の中にいるという差し迫った状況下で、
その看護婦長さんが下した判断は、
息のある(助かる見込みのある)患者さんだけを助けなさいという指示でした。
助かる見込みの無い患者さんの手を放すと、
凄い勢いで流されていってしまったそうです・・・
こういう場合の判断も、トリアージというのでしょうか?
全員を助ける事は不可能と判断した看護婦長さんの判断は、
決して間違ったものではなく、仕方のなかった事。
むしろ、正しい判断だったに違いないと思えましたが・・・
そんな惨い判断を行わざるを得なかった者にとっては、
何が正しいか、間違っているかなどという単純な一般論では、
とてもとても片付けられない程、大きなものを背負わされるんだという事を、
このお話を聞いて知りました・・・・・。
看護婦長さんは、震災後、看護師の仕事を辞められたそうです。
『生きていていいんだろうか・・取り返しのつかない事をしてしまった・・』
・・・と、心に大きな傷を受けてしまわれた様です・・・・・。

・・・以上の、4人の方のお話は、
それぞれ「無理」の二文字が立ちはだかる現状で、
どうしてもどうしても人の命を助けてあげられなかった事で、
心に深い傷を負われた・・というものでした。
それぞれが、あまりにも仕方のない事すぎて、
正直なところ、かけてあげる言葉すらみつかりません・・・。

だけど、
おばあちゃんの手をにぎっていた女性も、
3にんもの子供たちの命を救った男性も、
たくさんの人が助かります様にと、防災マップを作られた職員さんも、
ひとりでも多くの患者さんを助けようとした看護婦長さんも、
それぞれが、とても優しい心をお持ちだから、
5年経った今も心を痛めておられるんだと思います。
優しい心を持った方々が、そんなお心ゆえに苦しみ続けていらっしゃるなんて、
運命というものの理不尽さを感じてしまいました。

『助けてあげられなかった・・・』という思いで苦しまれていらっしゃいますが・・
生かされた命の、これから先の長い時の間に・・
その優しい心を、きっと忘れずにお持ちになっていらっしゃれば、
いつか・・他の誰かを助けてあげる事が出来る筈・・・。
誰かひとりを助けてあげる度に、
この人を助ける為に、今を生きてるんだとか・・
その為に生かされた命なんだとか・・
そんな風に考えていただけたらなぁ・・・って思います。


東日本大震災から5年もの年月が流れましたが・・・・・
この5年をあっという間だったと言われる方もいらっしゃれば、
やっと5年経ったと思われる方もいらっしゃっるかな・・と思います。
私は、阪神大震災の21年を見てきたせいか、
やっと5年・・まだ5年・・という思いがしてしまいます。
だけどその5年間、陸地のかさ上げ工事など、
急ピッチで行われているのを見ると、
よく目に見える分、目覚ましい発展が喜ばしい限りです。
だけどまだ5年であるので、
目に見えない復興の遅れもあるんだろうなと思います。

震災を昨日の事の様だと話す方もいらっしゃいましたが、
阪神大震災の被災者の方が、
21年経っても、あの時と同じ日時に手を合わせれば、
一瞬で21年前に戻れるのを見る限りでは、
5年など確かに、昨日の事の様なものですね。

福島県では、未だに復興したくても出来ない地域もありますよね・・・
スタート地点にすら立たせてもらえない残酷な仕打ち・・
福島県の、帰宅困難区域に住んでらっしゃった方など、
察して余りあるほどの憤りを感じてらっしゃるでしょう・・・。
原発の廃炉には40年かかると聞きました・・・。
気が遠くなりそうです・・・
だけどその気の遠くなりそうな年月を、廃炉にむけて作業されてる方には、
頭が下がる思いです。
職員の中には女性もいらっしゃると聞きました。
私さっき、気が遠くなるとか失礼な事を申しましたが、
一日、一日、廃炉に向けてただひたすら邁進していくだけですよね。
いつかきっと以前の福島を取り戻す為に、
諦めないで頑張ってくれてるんですよね!!
ありがたいことです・・。
どうかもう二度と、今頑張ってくれているこの人達に免じて、
同じ過ちが決して起こりませんように・・
福島県と全国の原発に対しては、それを願うばかりです。

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