忍者ブログ
ふと…おしゃべりしたいとき…ココへきます♪

2024

1123
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011

0414

『気仙沼市立階上中学校卒業式答辞』の記事に、
拍手を下さった方、ありがとうございました。
拍手コメントのお返事を、同じ記事の下の方に入れておきましたので、
お心当たりの方は、こちらをご覧下さい。 ⇒記事


先日ネット上で、こんな書き込みを見つけました。

応援メッセージを書き込む欄に、

『頑張って下さい』

・・という書きこみと、

『頑張らなくてもいいですよ。頑張るのは私達です』

・・という、
全く逆の言葉で、被災地の方を応援するメッセージでした。

この二通りの書きこみを読んで、
あれほどの大災害に遭われた人にかける言葉は、
ものすごく難しいものなんだろうな・・・と気付きました。

どちらの言葉も、被災地の方を思う言葉である筈なのに、
気持ちが届いたり、届かなかったりする様な気がしたのです。

『頑張って下さい』と言われても、
言われなくても、ギリギリの気持ちで頑張っている・・
これ以上、頑張れないくらい必死で頑張っている・・
だって頑張らなくちゃ、生きていけないから・・
そんな切羽詰まった毎日を送ってる方に『頑張れ』と言っても、
心に届かないかもしれない・・

『頑張らなくてもいい』という言葉も、
きっと言葉の意味としては、
『これ以上苦しまなくてもいい』という意味なんだろうと思いますが、
それは被災地ではない、安全な場所から送られた言葉で、
『頑張らなくてもいい』と言われても、
日々、あらゆる事情と戦いながら、
否応無しに頑張る事を強要されている人達にとっては、
心に届かない言葉の様に感じました。

応援する側、応援される側・・誰が間違っている訳でもないんです。

只・・・

被災された方の苦しみは、計り知れないもので、

被災地の苦しみを知らない地域に住む私達には、
彼らの気持ちを、100%理解する事が出来なくて・・・

だから・・

せめてもの応援の言葉として、
教科書通りの言葉しか伝えられないでいる・・・

心を伝える言葉って、本当に難しい・・・・・

だけど解ってほしいです。

どんなに軽々しく聞こえる言葉で応援している人でも、
みんな必死で、被災地のみなさんを応援してるんです。

『頑張って下さい』
『頑張らなくてもいいんですよ』


どちらの言葉も、
この言葉を唱える人達の心の中は、

知らない土地で苦しんでいる、見た事もない人達への、
無償の愛でいっぱいだと思います。

拍手[1回]

2011

0411

今日で東日本大震災発生から、1ヶ月です・・・

あの未曾有の大震災の日から今日まで、
この震災について考えなかった日、心を痛めなかった日はありません。

全然関係のないテレビを見ていても、
東北や関東で、震度3以上の地震がある度に、
一向に収まる気配の無い余震に、どんなに怖い想いをされているだろうと・・・
それを考えるだけでも心が痛みます・・・

震度7の地震が起きて
大津波がきて
町や車・・そして人がたくさん波にさらわれてしまって・・・・・・・・・・

原発が爆発して、電力が足りなくなってしまって
それどころか、福島を中心に放射能の危険と風評被害に苛まれている・・・

あの悲劇の日から1ヶ月が経ちましたが・・・

あまりにも、様々な事があり過ぎた1ヶ月だったせいか、
もうそんなに時が経ったのかと、唖然とするばかりです。

関西人の私は、
大震災・・と言えば、つい阪神大震災を引き合いに出してしまいますが、
自分の人生の中で、あれ以上の大災害が今後の日本で起こるとは、
とても考えられませんでした。
地震の規模や、被害地域の範囲、被災者の数だけじゃなく、
今回の震災は、どうしてこんなにも、
数え上げればキリがないほどに、不幸が続き過ぎるのでしょう・・・

1ヶ月後の14:46・・
その時間がきたら、携帯で知らせるように設定しておいて、
黙とうしました。

犠牲者の皆様へ・・
どうか安らかにお眠り下さいます様、ご冥福をお祈り致します

今なお見つかっていない犠牲者の方が、
一刻も早く、ご家族の元へ戻れますように・・・


震災1ヶ月を前に、変わってしまった事に気付いたものがありました。

時折、被災者の方が書かれたブログなどを見つける事があるのですが、
先月、テレビで被災者の方の声を聞いてたら、
『志津川は全滅した』・・という、悲しげな声を聞きました。

それで、志津川を調べてみたら、
こんなブログを見つけたのです。

⇒志津川被災情報

壊滅してしまった志津川を映した動画が載せられていて、
その中の、サンポートというスーパーの様なお店を目印に、
Google マップで、その場所を探してみたんです。

Google マップには、
通りに立った目の高さで移動しながら周辺の景色を見ることができる、
ストリートビューという機能があります。
サンポートを見つけて、ストリートビューで、町に降り立ってみました。

そこには・・
私が住んでる町と、なんら変わらない、
どこにでもある様な、のどかな町の風景がありました。
航空写真も、綺麗な時のままの町の姿でした。

でも、動画と照らし合わせてみると・・・
そののどかな町は、何もかもが壊されていて・・・・・・
見る影も無くて・・・・・・

まだ元気だった頃の町並みを見ていると、涙が出てきました。

そして先日、もう一度同じ場所のGoogle マップを見てみたら・・
航空写真だけが・・・被災後の姿に変わっていました・・・

これが現実・・・今の志津川の姿・・・
真実を伝えなければいけないので、仕方の無い事・・・
だけど・・・その仕事の速さに、イラッとしてしまいました。

ストリートビューだけは、以前の姿のまま、残されてました。

Googleにお願いしたい・・・・・・

被災地のストリートビューを、以前のままの姿で残しておいてほしい。

いつか見事に復興して、書きかえられる日が来ても、
このデータを、その町の人が、いつでも見る事が出来る様に、
してあげてほしい・・・。

実際に、被災地の方が、
このGoogle マップのストリートビューを、
どんな風に思われているか、解りませんが・・
もう二度と見る事の出来なくなってしまった町並みを、
決して忘れ去られてしまう事の無い様に、
市役所など、公共の場所に、データを保管しておいてあげてほしいです。

おかしなお願いでしょうか・・・?

志津川のGoogle マップは、こちらから見れます


大きな地図で見る

拍手[0回]

2011

0408

今さっき・・
宮城県で震度6強の大地震が起こったとの報道が・・・

マグニチュードは7.4 (その後、7.1に修正されました)

7.4と聞いて、何気に阪神大震災のマグニチュードを調べてみたら、
阪神大震災の時は、M7.3でした。

私が生涯で一番恐ろしかった地震は、その阪神大震災の時の、
京都で感じた震度5。

震度5でも・・私にはものすごく恐ろしかったのです・・・
その日の夜、怖くて眠れなかったほど

でも今回の大震災では、そんな地震が、各地で何度も何度も起こっている・・・

余震は1ヶ月は続くと言われていたけれど、
こんなに大きな余震が、何度も続くなんて・・・

きっと被災地の人達は、余震が起こる度に、
その大きさにかかわらず、大震災の時の恐怖がフラッシュバックしてしまう筈・・・・・

もうこれ以上、被災地のみなさんを恐ろしい目に遭わせないで下さい・・!!

・・と、無駄に天に祈りたい気分です。

・・・今、津波警報が発令されている様です。
津波は、新幹線並みの速さで到達する場合もあると、
テレビで報道されていました。

どうかどうか・・・
被災地のみなさんが、無事でありますように・・・


【追記】
その後、津波の警報と注意報が解除されたようです。
それだけでも、本当によかった・・・

拍手[1回]

2011

0330

ニュースで、『農家の男性自殺』という報道を聞いた。

調べてみたら、(以下、毎日jp(毎日新聞)の記事の全文)

福島第1原発事故で福島県産の対象野菜の出荷停止が決まった翌日の24日朝、
県中部の男性(64)が、家のそばで自ら命を絶った。
水素爆発を伝える映像を見て以来、将来の不安を口にするようになっていた。

「寒いから服を着る」。24日午前5時ごろ、
寝室から出た男性が妻(61)に残した最後の言葉だった。
行方が分からなくなり、次男(35)が自宅周辺を捜し回った。
約2時間後に見つけたが、手遅れだった。

男性の上着ポケットには歩数計の機能が付いた携帯電話。
画面は約700歩を示していた。
丹精込めて作ってきたキャベツ畑を直前まで見て回っていたんじゃないか。
次男はそう感じた。

農薬や化学肥料の使用を極力控え、
こだわり抜いたキャベツ7500個は十分に成長し、後は出荷を待つばかりだった。

「お先真っ暗。福島で野菜が作れなくなるかもしれんな」。
水素爆発を伝えるテレビニュースを食い入るように見詰めながら話した。
東京電力や国による損害賠償についても一向に情報が示されなかった。
「すぐに生活が立ち行かなくなる」と口にするようになった。

亡くなる前日には、
基準を超える放射性物質が出たため出荷停止になったとのファクスが自宅に届く。
遺書は見つかっていない。
次男は「原発事故がなければ、地震から必ず立ち直っていた」と思っている。


ひとり寂しく命を絶たれた、この農家の方の無念な気持ちを思うと・・・
胸が苦しくなりました・・・。

大震災で、あれだけの命が奪われた後だというのに・・・
ここにまた、ひとりの命が奪われてしまった・・・
この震災の苦しみは・・・一体、どれだけの命を奪えば、
おさまるんだろうか・・・・・・

残念でならないです・・・・・・

ドラマで・・・
『神は乗り越えられる試練しか与えない』
・・という言葉を聞いた事がありますが・・・

私はその言葉を、
(甘ったるい考えかもしれませんが)
強く信じていたいと思うのですが・・・

この震災によってふりかかった、様々な絶望を前に、
こんな言葉で片付けられるものではない事も、わかります・・

だけど

それでも

『神は乗り越えられる試練しか与えない』 とか、

『やまない雨はない』 とか、

『いつかきっと光のさす方向へ抜け出せる筈』 とか・・

そんな夢見がちな言葉を、おまじないの様に唱えてでも、

この苦しみから、何とか抜け出してほしいと願うばかりです。

どうかどうか・・・


You Tubeにて、
初音ミクの、震災復興応援ソングを見つけたので、
勝手にここに貼り付けておきます。

みんなみんな・・この花の様に強く生きてくれたら・・と思います。




nanashi feat.初音ミク

拍手[2回]

2011

0327

3・11の大震災で被災された、気仙沼市立階上(はしかみ)中学校の、
卒業式答辞を掲載しておきたいと思います。(無断ですが

答辞を読んだ梶原裕太君は、
涙に声を詰まらせながらも、必死で訴えていました。

被災地の中学生が、
これほどまでに苦しい胸の内を、涙をこらえながら必死で・・
それでも、天を恨まず助け合って生きていく
・・と、力強く誓ってくれた言葉です。

残酷な運命に必死で耐えてる姿に、胸が張り裂けそうでした・・・
こんなに辛い卒業式答辞があるなんて・・・
それと同時に、
こんなに素晴らしい卒業式答辞も初めてです。
あんなに酷い目に遭った被災地から、これほどの言葉が聞けるとは・・
そのひた向きな強さに、感動しました・・!!
そして、被災地の人の力強さに、学ぶべきところが多々あると気付きました。

どうかどうか・・
耐え難い悲しみを乗り越えて・・
これからも頑張って下さい・・!!


こちらが、答辞の全文です。


本日は、未曾有の大震災の傷も癒えない最中、
わたくしたちの為に、卒業式を挙行していただきありがとうございます。

ちょうど、十日前の三月十二日、春を思わせる暖かな日でした。
わたくしたちは、そのキラキラ光る日差しの中を、希望に胸を膨らませ、
通いなれたこの学舎を、五十七名揃って巣立つ筈でした。

前日の十一日。
一足早く渡された、思い出のたくさん詰まったアルバムを開き、
十数時間後の卒業式に、思いを馳せた友もいたことでしょう。

「東日本大震災」と名づけられる、天変地異が起こるとも知らずに・・・

階上中学校といえば「防災教育」といわれ、
内外から高く評価され、十分な訓練もしていたわたくしたちでした。

しかし、自然の猛威の前には、人間の力はあまりにも無力で、
わたくしたちから大切なものを、容赦なく奪っていきました。
天が与えた試練というには、むごすぎるものでした。
辛くて、悔しくてたまりません。

時計の針は、十四時四十六分を指したままです。
でも、時は確実に流れています。
生かされた者として、顔を上げ、常に思いやりの心を持ち、
強く、正しく、たくましく生きていかなければなりません。

命の重さを知るには、大きすぎる代償でした。
しかし、苦境にあっても、天を恨まず、運命に耐え、
助け合って生きていく事が、これからの、わたくしたちの使命です。

わたくしたちは今、
それぞれの新しい人生の一歩を踏み出します。
どこにいても、何をしていようとも、
この地で、仲間と共有した時を忘れず、宝物として生きていきます。

後輩の皆さん、
階上中学校で過ごす「あたりまえ」に思える日々や友達が、
いかに貴重なものかを考え、いとおしんで過ごして
下さい

先生方、
親身の
指導、ありがとうございました。
先生方が、いかにわたくしたちを思って下さっていたか、
今になってよく分かります。

地域の皆さん、
これまで様々な御支援をいただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。

お父さん、お母さん、家族の皆さん、
これからわたくしたちが歩んでいく姿を見守っていて下さい。
必ず、よき社会人になります。

わたくしは、この階上中学校の生徒でいられたことを誇りに思います。

最後に、本当に、本当に、ありがとうございました。

平成二十三年三月二十二日

第六十四回卒業生代表  梶原 裕太



・・最初にこの答辞を知った時に見たYou Tubeの動画では、
答辞の映像は、ほんの一部分でしたが・・
改めて全文を読んで・・
言葉の一字一句全てに、
梶原くんが発した、素晴らしい想いが込められている事に気付きました・・。
この記事に載せられている動画の部分だけでなく、
後輩の皆さん、
先生方、
地域の皆さん、
お父さん、お母さん、家族の皆さん、
・・これらの、大切な方々に向けた言葉にも、
大きく感動して、涙が出てきました・・・。
答辞の全文は、これほど素晴らしい言葉だったなんて・・・
改めて感動しました。


この卒業式答辞(一部分)の動画は、こちらからどうぞ
⇒気仙沼市立階上中学校卒業式答辞
※この動画は、予告なく削除されてしまう事があるので、注意が必要です。


以前この記事に掲載していた、卒業式答辞の動画が、
先日、ついに消されてしまいました・・・
大切な動画だっただけに、何だか罰を受けた様な気分です・・・。

あの動画自体に寄せられていた、たくさんの素晴らしいコメントも、
一緒に消されてしまったようで・・・
それもまた、悲しい事だと思いました。


それでもまた新たに、こんな動画も見つけたのです。
⇒『天を恨まず』 ニュースウオッチ9“涙が止まらなかった”広がる感動
※この動画は、削除されたみたいです。

この動画は、あの卒業式から半年後に、
少し成長して凛々しくなった梶原裕太君へのインタビューと、
あの答辞を知って、勇気づけられた方について報道されています。

文部科学白書に、梶原裕太君の答辞の全文が載せられた事、
梶原君が、生徒会長として卒業式答辞を読む事になった事、
北海道の看護師の方が、支援を訴え、要請を待っている事、
答辞の内容を、岐阜県の中学校が授業に取り入れた事、
火事で家を失い、辛い思いをしていた九州の方が、
梶原君の答辞を知り、勇気や元気をもらって、
今では被災地へ支援物資を届ける仕事をしている事・・
・・などが報道されてました。

梶原君へのインタビューでは、

【天を恨まず】という言葉に対して・・
『自分も読んでる瞬間は、
「どうしてこんなことに」となっているところもあったんです。
でも読む瞬間で、自分に文章を言い聞かせた部分もあるので
しおれることなく大きな人間になって
再びこの階上の復興に役立つ
そういった人間に一緒になっていこうという思いを込めました。』


震災後の目標として・・
災害の情報をより素早く伝えるシステムを開発し、
犠牲者を1人でも減らしたいと考えているそうです。

『技術を身につけて、内面的にも自分の人間性をみがいて
復興に役立てる人間になることが、僕の使命なのかなと感じます。
その気持ちがあるからこそ、それを支えにして、
どんなに時間がかかっても、必ず復興出来ると思います。』


梶原君は相変わらず、素晴らしい事を言ってくれてました。
顔つきも、卒業式の頃よりずっと凛々しくなってて、
その表情には、
これから復興に携わる人間として成長していこうとする
決意や、覚悟を感じられました。
本当に、尊敬に値する存在ですね。
映像を見てると、梶原君ではなく、梶原さんとお呼びしたい感じです

梶原君の様な人が、そして彼に続こうとする人が、
被災地にも、日本全国にも、世界中にも、たくさんいてくれる事を、
心から願います。

(11月7日 編集して更新)



この記事に拍手ボタンを押して下さった方、ありがとうございます。
拍手ページにてコメントを下さった方へのお返事は、
この下↓に随時追加させて頂いております。


この記事にコメントを下さった方へのお返事ではありますが・・

私が被災地に寄せる思いは、梶原裕太君の答辞だけに留まらない為、
お返事から脱線して、関係の無い被災地の話を例に挙げている事もあります。

このお返事は、コメントを下さった方だけでなく、
この記事を御覧になられた、全ての方に読んで頂きたい思いで、
心を込めて、時には涙を拭いながら書いています。
同じ様な事を何度も書いているときもあり、拙い文章ではありますが、
宜しければ、目を通してやって下さい。


拍手[276回]

† Click募金 †
一日一回だけ
1クリックするだけで
募金が出来ます


東日本大震災
クリック募金

イーココロ!クリック募金
東日本大震災支援クリック募金
こちら↑は
2015年03月31日で
終了されたそうです

† Calendar †
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログパーツ時計
† Profile †



Author : LUU
† Link †
† Search †
† Blog Parts †

不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)
† Archive †
† Barcode †
† Rss †
† Access †
PR
忍者ブログ [PR]
* Template by TMP