ふと…おしゃべりしたいとき…ココへきます♪
2011
ニュースで、『農家の男性自殺』という報道を聞いた。
調べてみたら、(以下、毎日jp(毎日新聞)の記事の全文)
福島第1原発事故で福島県産の対象野菜の出荷停止が決まった翌日の24日朝、
県中部の男性(64)が、家のそばで自ら命を絶った。
水素爆発を伝える映像を見て以来、将来の不安を口にするようになっていた。
「寒いから服を着る」。24日午前5時ごろ、
寝室から出た男性が妻(61)に残した最後の言葉だった。
行方が分からなくなり、次男(35)が自宅周辺を捜し回った。
約2時間後に見つけたが、手遅れだった。
男性の上着ポケットには歩数計の機能が付いた携帯電話。
画面は約700歩を示していた。
丹精込めて作ってきたキャベツ畑を直前まで見て回っていたんじゃないか。
次男はそう感じた。
農薬や化学肥料の使用を極力控え、
こだわり抜いたキャベツ7500個は十分に成長し、後は出荷を待つばかりだった。
「お先真っ暗。福島で野菜が作れなくなるかもしれんな」。
水素爆発を伝えるテレビニュースを食い入るように見詰めながら話した。
東京電力や国による損害賠償についても一向に情報が示されなかった。
「すぐに生活が立ち行かなくなる」と口にするようになった。
亡くなる前日には、
基準を超える放射性物質が出たため出荷停止になったとのファクスが自宅に届く。
遺書は見つかっていない。
次男は「原発事故がなければ、地震から必ず立ち直っていた」と思っている。
ひとり寂しく命を絶たれた、この農家の方の無念な気持ちを思うと・・・
胸が苦しくなりました・・・。
大震災で、あれだけの命が奪われた後だというのに・・・
ここにまた、ひとりの命が奪われてしまった・・・
この震災の苦しみは・・・一体、どれだけの命を奪えば、
おさまるんだろうか・・・・・・
残念でならないです・・・・・・
ドラマで・・・
『神は乗り越えられる試練しか与えない』
・・という言葉を聞いた事がありますが・・・
私はその言葉を、
(甘ったるい考えかもしれませんが)
強く信じていたいと思うのですが・・・
この震災によってふりかかった、様々な絶望を前に、
こんな言葉で片付けられるものではない事も、わかります・・
だけど
それでも
『神は乗り越えられる試練しか与えない』 とか、
『やまない雨はない』 とか、
『いつかきっと光のさす方向へ抜け出せる筈』 とか・・
そんな夢見がちな言葉を、おまじないの様に唱えてでも、
この苦しみから、何とか抜け出してほしいと願うばかりです。
どうかどうか・・・
You Tubeにて、
初音ミクの、震災復興応援ソングを見つけたので、
勝手にここに貼り付けておきます。
みんなみんな・・この花の様に強く生きてくれたら・・と思います。
花
nanashi feat.初音ミク
2011
3・11の大震災で被災された、気仙沼市立階上(はしかみ)中学校の、
卒業式答辞を掲載しておきたいと思います。(無断ですが)
答辞を読んだ梶原裕太君は、
涙に声を詰まらせながらも、必死で訴えていました。
被災地の中学生が、
これほどまでに苦しい胸の内を、涙をこらえながら必死で・・
それでも、天を恨まず助け合って生きていく
・・と、力強く誓ってくれた言葉です。
残酷な運命に必死で耐えてる姿に、胸が張り裂けそうでした・・・
こんなに辛い卒業式答辞があるなんて・・・
それと同時に、
こんなに素晴らしい卒業式答辞も初めてです。
あんなに酷い目に遭った被災地から、これほどの言葉が聞けるとは・・
そのひた向きな強さに、感動しました・・!!
そして、被災地の人の力強さに、学ぶべきところが多々あると気付きました。
どうかどうか・・
耐え難い悲しみを乗り越えて・・
これからも頑張って下さい・・!!
こちらが、答辞の全文です。
↓
本日は、未曾有の大震災の傷も癒えない最中、
わたくしたちの為に、卒業式を挙行していただきありがとうございます。
ちょうど、十日前の三月十二日、春を思わせる暖かな日でした。
わたくしたちは、そのキラキラ光る日差しの中を、希望に胸を膨らませ、
通いなれたこの学舎を、五十七名揃って巣立つ筈でした。
前日の十一日。
一足早く渡された、思い出のたくさん詰まったアルバムを開き、
十数時間後の卒業式に、思いを馳せた友もいたことでしょう。
「東日本大震災」と名づけられる、天変地異が起こるとも知らずに・・・
階上中学校といえば「防災教育」といわれ、
内外から高く評価され、十分な訓練もしていたわたくしたちでした。
しかし、自然の猛威の前には、人間の力はあまりにも無力で、
わたくしたちから大切なものを、容赦なく奪っていきました。
天が与えた試練というには、むごすぎるものでした。
辛くて、悔しくてたまりません。
時計の針は、十四時四十六分を指したままです。
でも、時は確実に流れています。
生かされた者として、顔を上げ、常に思いやりの心を持ち、
強く、正しく、たくましく生きていかなければなりません。
命の重さを知るには、大きすぎる代償でした。
しかし、苦境にあっても、天を恨まず、運命に耐え、
助け合って生きていく事が、これからの、わたくしたちの使命です。
わたくしたちは今、
それぞれの新しい人生の一歩を踏み出します。
どこにいても、何をしていようとも、
この地で、仲間と共有した時を忘れず、宝物として生きていきます。
後輩の皆さん、
階上中学校で過ごす「あたりまえ」に思える日々や友達が、
いかに貴重なものかを考え、いとおしんで過ごして下さい。
先生方、
親身の御指導、ありがとうございました。
先生方が、いかにわたくしたちを思って下さっていたか、
今になってよく分かります。
地域の皆さん、
これまで様々な御支援をいただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。
お父さん、お母さん、家族の皆さん、
これからわたくしたちが歩んでいく姿を見守っていて下さい。
必ず、よき社会人になります。
わたくしは、この階上中学校の生徒でいられたことを誇りに思います。
最後に、本当に、本当に、ありがとうございました。
平成二十三年三月二十二日
第六十四回卒業生代表 梶原 裕太
・・最初にこの答辞を知った時に見たYou Tubeの動画では、
答辞の映像は、ほんの一部分でしたが・・
改めて全文を読んで・・
言葉の一字一句全てに、
梶原くんが発した、素晴らしい想いが込められている事に気付きました・・。
この記事に載せられている動画の部分だけでなく、
後輩の皆さん、
先生方、
地域の皆さん、
お父さん、お母さん、家族の皆さん、
・・これらの、大切な方々に向けた言葉にも、
大きく感動して、涙が出てきました・・・。
答辞の全文は、これほど素晴らしい言葉だったなんて・・・
改めて感動しました。
この卒業式答辞(一部分)の動画は、こちらからどうぞ
⇒気仙沼市立階上中学校卒業式答辞
※この動画は、予告なく削除されてしまう事があるので、注意が必要です。
以前この記事に掲載していた、卒業式答辞の動画が、
先日、ついに消されてしまいました・・・
大切な動画だっただけに、何だか罰を受けた様な気分です・・・。
あの動画自体に寄せられていた、たくさんの素晴らしいコメントも、
一緒に消されてしまったようで・・・
それもまた、悲しい事だと思いました。
それでもまた新たに、こんな動画も見つけたのです。
⇒『天を恨まず』 ニュースウオッチ9“涙が止まらなかった”広がる感動
※この動画は、削除されたみたいです。
この動画は、あの卒業式から半年後に、
少し成長して凛々しくなった梶原裕太君へのインタビューと、
あの答辞を知って、勇気づけられた方について報道されています。
文部科学白書に、梶原裕太君の答辞の全文が載せられた事、
梶原君が、生徒会長として卒業式答辞を読む事になった事、
北海道の看護師の方が、支援を訴え、要請を待っている事、
答辞の内容を、岐阜県の中学校が授業に取り入れた事、
火事で家を失い、辛い思いをしていた九州の方が、
梶原君の答辞を知り、勇気や元気をもらって、
今では被災地へ支援物資を届ける仕事をしている事・・
・・などが報道されてました。
梶原君へのインタビューでは、
【天を恨まず】という言葉に対して・・
『自分も読んでる瞬間は、
「どうしてこんなことに」となっているところもあったんです。
でも読む瞬間で、自分に文章を言い聞かせた部分もあるので
しおれることなく大きな人間になって
再びこの階上の復興に役立つ
そういった人間に一緒になっていこうという思いを込めました。』
震災後の目標として・・
災害の情報をより素早く伝えるシステムを開発し、
犠牲者を1人でも減らしたいと考えているそうです。
『技術を身につけて、内面的にも自分の人間性をみがいて
復興に役立てる人間になることが、僕の使命なのかなと感じます。
その気持ちがあるからこそ、それを支えにして、
どんなに時間がかかっても、必ず復興出来ると思います。』
梶原君は相変わらず、素晴らしい事を言ってくれてました。
顔つきも、卒業式の頃よりずっと凛々しくなってて、
その表情には、
これから復興に携わる人間として成長していこうとする
決意や、覚悟を感じられました。
本当に、尊敬に値する存在ですね。
(映像を見てると、梶原君ではなく、梶原さんとお呼びしたい感じです)
梶原君の様な人が、そして彼に続こうとする人が、
被災地にも、日本全国にも、世界中にも、たくさんいてくれる事を、
心から願います。
(11月7日 編集して更新)
この記事に拍手ボタンを押して下さった方、ありがとうございます。
拍手ページにてコメントを下さった方へのお返事は、
この下↓に随時追加させて頂いております。
この記事にコメントを下さった方へのお返事ではありますが・・
私が被災地に寄せる思いは、梶原裕太君の答辞だけに留まらない為、
お返事から脱線して、関係の無い被災地の話を例に挙げている事もあります。
このお返事は、コメントを下さった方だけでなく、
この記事を御覧になられた、全ての方に読んで頂きたい思いで、
心を込めて、時には涙を拭いながら書いています。
同じ様な事を何度も書いているときもあり、拙い文章ではありますが、
宜しければ、目を通してやって下さい。
↓
拍手ページにてコメントを下さった方へのお返事は、
この下↓に随時追加させて頂いております。
この記事にコメントを下さった方へのお返事ではありますが・・
私が被災地に寄せる思いは、梶原裕太君の答辞だけに留まらない為、
お返事から脱線して、関係の無い被災地の話を例に挙げている事もあります。
このお返事は、コメントを下さった方だけでなく、
この記事を御覧になられた、全ての方に読んで頂きたい思いで、
心を込めて、時には涙を拭いながら書いています。
同じ様な事を何度も書いているときもあり、拙い文章ではありますが、
宜しければ、目を通してやって下さい。
↓
2011
連日の震災報道を見てると、
ありとあらゆる辛い体験が報道されていて・・・
それは、
被災者の悲惨な現実であったり・・・
命がけで活動するレスキュー隊員の、家族への涙だったり・・・
そんな報道を見ていると、
自分の無力さが、あまりにも情けなくて・・・
何も出来ないでいる自分が、何だかもどかしくて・・辛くて・・・
何でもいいから、ブログでいろんな事を訴えようと、
このブログでも、もうひとつのブログでも、
いろいろつまらない記事をあげてみるものの・・
どんな記事を更新しても、何の意味もないどころか、
むしろその記事を読む人が不愉快な気分になっているのではないかとか、
そんな風に、自分を責める様な気持ちになってしまったり・・・
そうやって自分を責めては、
本当に辛いのは、被災地にいる人達なのに、
それにひきかえ自分なんて、何一つ不幸な事はないくせに、
なんて贅沢な悩みなんだと、また自分を責めてみたり・・・
そんなくだらない事で、
気が付いたら、すごく辛くなってる自分がいました。
そんな時・・・
被災に遭われた家族をもつ人のブログなどで、
こんな言葉が・・・
被災地以外のみなさんへ
被災地への支援をせねばと焦っては居ませんか?
直接支援ができない自分の無力さを感じたりしてないですか?
自分が無事で平和に暮らせている事に、後ろめたさは無いですか?
その方がおっしゃるには、
被災してない地域にすむ人間には、今後の復興を担う責任があるとの事。
今出来る事は、普段と変わらない安定した精神と生活を維持すること。
自責の念から急性PTSDになってしまうなど、論外だと言われてました。
(PTSDは被災者でなくても起きるとも書かれてありました)
今・・
被災してない自分が、
被災した人が可哀想だ。自分は何も出来ない。自分は無力だ。
などと、どうしようもない事を言って、ひとりで嘆いていても、
誰一人救う事は出来ないんですよね。
被災地から遠く離れた場所で、勝手に精神的に参っていては駄目なんだ・・・
しっかりしなくては・・
自分の住んでる街からも、
自衛隊を始め、レスキュー隊や、病院関係者や、物流関係者など、
被災者を助ける為に、現地まで活動しに行ってる人達がいる・・
その街に住む私達が、フラフラしていては、
現地に行ってる人達が頑張れない・・
自分達に出来る事はわずかだけど、
出来る範囲で、義援金など送ればいい。
震災の報道を見るのは、精神的にもきついけど、
その分、途中で忘れてしまったりする事なく、
今だけじゃなく、復興を無事遂げる日が来るその日まで、
支援の手を止めない事。
温かく見守り続ける事。
今すぐに出来る事は少ないから・・・
長い目で見守っていてあげる事。
被災者のみなさんにとって、辛いのは今だけじゃないんだから・・・
それを肝に銘じる事。
ああ・・・・・・
コレを書いてたら、
さっきまでの辛さが嘘の様に、気持ちが少し楽になってきました。
今すぐ何も出来ないからって、自分を責める事ない・・
長きに渡って、この震災を風化させる事なく、支え続けてあげればいい・・・
たとえ無力でも、何の意味もなくても・・
私は私に出来る事をしよう・・!!
・・そう思えたから、もう無駄に迷わずにいようと思います。
2011
テレビを見ていて、何だか心が温まったから、
たまたまメモしておいたのを、
集めただけなんだけど・・
ニューヨークの人たちは、みんな日本の地震を知っていて、
みんなが温かいコメントをしてくれた
世界中から日本は信頼されていて、安心されている
(アメリカ滞在のアナウンサーの言葉)
アメリカの『Operation Tomodachi(友達作戦)』とか、
外国の新聞に時折見られる、日本語を使ったエール
海外の有名人からの温かいコメントや多額の寄付
日本の厳しい耐震構造基準が多くの命を救った
(外国の新聞のコメント)
今回の地震で日本は倒れない
(外国の新聞のコメント)
オバマ大統領が日本の被災状況を真剣に聞いている写真
(アメリカの新聞より)
多くの中国人が日本人の秩序を保った行動に感銘を受けた
(中国の新聞より)
試練に耐えた分だけ、人は賢く、そして優しくなれる
って言葉があるって、コメンテーターの言葉
この災難を乗り越えていく日本に敬意を表する
・・という、ローマー法王のお言葉
テレビで・・・
『世界で今、日本への思いが語られてる』
・・って出てました。
他にも、(メモしてないけど)いろんな温かい言葉を貰えました。
人って・・・
国や人種を越えて、なんて温かいんだろうって、そう思えました。
2011
震災により家族と家を失ってしまい・・・
亡くした家族の写真すら残せず、泣き崩れてる人がいた・・・
そんな姿を見ていると、胸が押し潰されそうだ・・・
生き残った方には、本当に頑張ってほしいと思うけど・・
だけど・・・
自分以外の家族が全員生き埋めになったり・・・
一緒に手をつないで逃げていた筈の家族が、目の前で津波に流されたり・・・
そして・・自分だけが生き残ってしまった・・・・・・
そんな絶望的に辛い思いをしている人に、
かける言葉なんか見つからない・・・・・・
ああ・・・それでも・・・
亡くなった家族は、生き残った家族が悲観して苦しむのを望んでいない筈
無念にも命を奪われた家族の為にも、この世に残された意味がある筈・・
だから、頑張って生きてほしい・・・
亡くしてしまった、大切な人の分までも・・
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